日本航空(JAL/JL、9201)の2022年11月利用実績によると、国際線の旅客数は前年同月比5.43倍の39万1120人で、6カ月連続で30万人を突破した。座席供給量を示すASK(有効座席キロ)は76.7%増の34億4613万4000座席キロ、有償旅客を運んだ距離を示すRPK(有償旅客キロ)は4.91倍の24億2221万7000人キロ。ロードファクター(座席利用率、L/F)は45.0ポイント上昇し70.3%だった。

11月の利用率が国内線75.2%、国際線70.3%だったJAL=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
国内線は旅客数が45.8%増の293万7754人、ASKは25.7%増の29億4663万9000座席キロ、RPKは49.5%増の22億1647万3000人キロ、L/Fは12.0ポイント上昇し75.2%となった。
JALは、2020年度から会計基準にIFRS(国際財務報告基準)を適用。有償旅客に特典航空券の利用者を含むため、旅客数とRPK、L/Fには特典航空券の旅客も含まれる。
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国際線方面別でL/Fが最も高かったのは、