スイス インターナショナルエアラインズ(SWR/LX)は現地時間12月13日、エアバスA350-900型機を5機導入すると発表した。2025年から就航させる計画で、双発機のA350により4発機のA340-300を順次置き換えていく。
スイスが導入するA350は、ルフトハンザ・グループが2019年に発注した25機のA350-900のうち5機で、4機のA340-300を置き換える。省燃費機材の導入で二酸化炭素(CO2)排出量を削減すると共に、経年機を置き換えることで整備費などの運航コストを抑える。
客室は全クラスが新しい内装になる予定。また、貨物室に積めるLD3コンテナの数も、A340-300の33個に対してA350-900は36個に増える。
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スイス インターナショナル エアラインズ
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