日本航空(JAL/JL、9201)は12月8日、松山と小松両空港で空港連絡バスの乗車券をデジタルチケット化して販売する取り組みを始めた。今年2月に始めたサービス「JAL MaaS」の対象範囲に両空港を加えた。
連携するバス会社などの事業者は、松山空港がいずみ観光と伊予鉄バス、肱南トラベルの3社で、小松空港は北陸鉄道。松山空港と今治方面、松山市駅・道後温泉駅方面、内子・大洲・八幡浜方面、小松空港と金沢市内方面が販売対象路線となる。
デジタルチケットの購入は、JAL MaaSで対象路線の経路検索上に表示されるチケット購入の遷移先サイトで、画面表示に従って購入する。松山空港を結ぶ3路線については、2023年3月31日までJAL MaaS経由で購入した場合、JALのマイルを20マイル付与する。
「MaaS(マース:Mobility as a Service)」は、航空や鉄道、バス、タクシーなどマイカー以外の異なる交通手段を、一つの移動手段として捉える概念。JAL MaaSは、国内空港を発着地とした地上交通機関による経路検索や予約などが行えるサービスで、2月17日の開始時点では徳島空港などを対象としていた。
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