エアライン, 空港 — 2022年12月8日 15:05 JST

ユナイテッド航空、関空-サンフランシスコ再開でお年玉運賃 往復12万円台も

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 ユナイテッド航空(UAL/UA)は12月8日、来年2023年1月のサンフランシスコ-関西線再開を記念した運賃を発表した。ロシアのウクライナ侵攻などの影響で燃油サーチャージが高騰する中、運賃本体に割安な「お年玉運賃」を設定することで需要喚起を図る。

サンフランシスコ-関西線を再開するユナイテッド航空=PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 サンフランシスコ-関西線は現地時間1月5日発の関西行きUA35便から再開し、翌6日に関西空港へ到着。関西発UA34便の初便のみ、運航上の理由で7日発になる。お年玉運賃は燃油サーチャージと諸税などは別途必要で、「スタンダードエコノミー往復運賃」を1万3400円に設定し、事前座席指定が有料などの制限付き運賃「ベーシックエコノミー」は3400円とした。いずれもUA34便にちなんだ額だという。

 販売期間は12月8日から14日までの7日間。出発日は1月17日から3月17日の関西発が対象になる。ユナイテッド航空によると、対象期間中の燃油サーチャージは往復9万4000円、税金が概算で1万3280円になるという。お年玉運賃と合わせると、スタンダードエコノミーの総額は往復12万680円、ベーシックエコノミーは同11万680円になるとしている。

 ユナイテッド航空のウェブサイトでお年玉運賃が表示されない場合、すでに同運賃の座席は満席の可能性があるという。

 サンフランシスコ-関西線は週3往復で再開し、運航日は現地発が月曜と木曜、土曜、関西発が火曜と金曜、日曜。運航スケジュールは、関西行きUA35便がサンフランシスコを午前11時5分に出発し、翌日午後4時25分着。サンフランシスコ行きUA34便は午後6時25分に関空を出発して午前11時20分に到着する。

 機材はボーイング777-200ER型機で、座席数は3クラス276席(ビジネス50席、プレミアムエコノミー24席、エコノミー202席)。エコノミーのうち、46席は足もとが広い「エコノミープラス」となる。

運航スケジュール
UA35 サンフランシスコ(11:05)→関西(翌日16:25)運航日:月木土
UA34 関西(18:25)→サンフランシスコ(11:20)運航日:火金日

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