日本航空(JAL/JL、9201)の2022年10月利用実績によると、国際線の旅客数は前年同月比5.86倍の36万3007人で、5カ月連続で30万人を突破した。座席供給量を示すASK(有効座席キロ)は74.3%増の34億4940万3000座席キロ、有償旅客を運んだ距離を示すRPK(有償旅客キロ)は5.71倍の23億7601万8000人キロ。ロードファクター(座席利用率、L/F)は47.9ポイント上昇し68.9%だった。

10月の利用率が国際線68.9%、国内線71.4%だったJAL=22年10月5日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
国内線は旅客数が81.0%増の287万6572人、ASKは54.5%増の31億202万3000座席キロ、RPKは89.6%増の22億1452万6000人キロ、L/Fは13.2ポイント上昇し71.4%となった。
JALは、2020年度から会計基準にIFRS(国際財務報告基準)を適用。有償旅客に特典航空券の利用者を含むため、旅客数とRPK、L/Fには特典航空券の旅客も含まれる。
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国際線方面別でL/Fが最も高かったのは、