日本航空(JAL/JL、9201)グループのJALブランドコミュニケーションとJALエンジニアリング(JALEC)は、廃棄予定だった未使用のシート生地を再利用したショルダーバッグを11月30日から販売する。持続可能な社会への取り組みとして、整備士の発案を製品化したもの。
ショルダーバッグには、「ジャンボ」の愛称で親しまれるボーイング747-400型機や、777-200ER/300ER型機のビジネスクラス用にデザインされたシート生地を使用。また、付属の取り外しできるポーチには、777-200ER/300ERのプレミアムエコノミークラス用の生地を使う。
価格は1万6500円で、30日午前10時から通販サイト「JALブランドコミュニケーションストア」で販売する。
使用される生地は、美術織物の老舗で1894(明治27)年創業の龍村美術織物(京都市右京区)が制作したもので、現在運航中の機体では使用されていない。
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