エアバス, エアライン, 機体, 空港 — 2022年10月29日 12:28 JST

スターラックス航空、那覇と札幌就航 台北から日本5路線に

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 台湾の新興航空会社スターラックス航空(星宇航空、SJX/JX)は10月28日、台北(桃園)-那覇、札幌(新千歳)の日本2路線を開設した。同社の日本路線は5路線に拡大した

那覇空港で歓迎の放水アーチをくぐるスターラックス航空の台北発初便(同社Twitterから)

スターラックス航空のA321neo=20年12月15日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 いずれも1日1往復(週7往復)のデイリー運航。機材は2路線ともエアバスA321neoで、座席数は2クラス188席(ビジネス8席、エコノミー180席)となる。

 那覇線は那覇行きJX870便が台北を午前9時30分に出発し、午後0時5分着。台北行きJX871便が午後1時5分に那覇を出発して、午後1時40分に到着する。

 札幌線の運航スケジュールは、札幌行きJX850便が台北を午前9時30分に出発し、午後2時25分着。台北行きJX851便が午後3時25分に札幌を出発して、午後6時40分に到着する。

新千歳空港に就航したスターラックス航空の乗客(同社Twitterから)

 スターラックスはエバー航空(EVA/BR)で会長を務めた張國煒(チャン・クォウェイ)氏が2018年5月に設立したフルサービス航空会社(FSC)で、2020年1月23日に就航。初の日本路線は2020年12月15日就航の関西線で、翌16日の成田線、今年2月17日の福岡線と開設し、28日に那覇と札幌の2路線が加わり5路線となった。今後は中型機のA330-900(A330neo、2クラス297席:ビジネス28席とエコノミー269席)を成田に11月1日から、関空へは2023年1月20日から導入する。

 28日からは那覇空港にあるANAホールディングス(ANAHD、9202)などが出資する整備会社、MRO Japan(MROジャパン)に整備業務の委託を始めた。また、大型機A350-900を28日に仏トゥールーズで初受領。機材構成を小型機のA321neo、中型機のA330neoの3機種に拡大した。

運航スケジュールと10/28初便実績(定刻/実績)
台北-那覇線
JX870 台北(09:30/09:49)→那覇(12:05/12:38)
JX871 那覇(13:05/13:31)→台北(13:40/14:06)

台北-札幌線
JX850 台北(09:30/09:42)→札幌(14:25/14:25)
JX851 札幌(15:25/15:36)→台北(18:40/18:59)

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