フィリピン・セブのマクタン・セブ国際空港で現地時間10月23日午後11時すぎ、大韓航空(KAL/KE)のソウル(仁川)発セブ行きKE631便(エアバスA330-300型機、登録記号HL7525)が滑走路をオーバーランし、大破した。現地報道などによると乗客乗員173人が乗っていたが、死傷者は出ていないという。
KE631便の運航スケジュールは定刻でソウル午後6時35分発、セブ午後10時着。悪天候で着陸を2回やり直しており、3回目に着陸した後にオーバーランした。
航空機の位置情報を提供するウェブサイト「フライトレーダー24(Flightradar24)」によると、着陸を最初に試みたのは午後10時すぎ、2回目は午後10時20分すぎで、セブ島北東沖で旋回後、午後11時すぎに3回目の滑走路進入を行って着陸したが、午後11時8分ごろオーバーランし、機体が大破した。
Twitterに投稿された写真を見ると、機体前方が緑地帯に突っ込んで損傷を受けているが、胴体全体や主翼は折れることなく形状を維持していた。HL7525の座席数は、2クラス276席とみられる。
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大韓航空
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