官公庁, 空港 — 2013年9月23日 14:25 JST

成田など4空港、日本の酒を出国区域でPR 訪日外国人の増加目指す

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 訪日外国人に日本酒や焼酎の良さを知ってもらう取り組みが、10月1日から2014年3月31日までの半年間、成田や羽田など4空港で行われる。

成田など4空港に設置するブースのイメージイラスト(国交省の資料から)

 国と空港会社、酒造業界が共同で実施する初の取り組み。成田と羽田、中部、関西の4空港で同時開催し、出国審査エリアを出てすぐの場所にキャンペーンブースを設置。外国語が話せる係員を配置する。

 ブースでは試飲のほか、製法や飲み方などお酒の文化や、外国人が見学可能な酒蔵情報などを紹介。出展する蔵元はおおむね2週間ごとに交代し、品評会で賞を獲得した銘柄などを取り扱う。

 政府は、訪日外国人旅行者数1000万人を達成し、2000万人を目指すため、観光立国実現への取り組みを強化している。海外でも評価の高い日本酒や焼酎をピーアールすることで、訪日外国人の増加を目指す。

各空港のキャンペーン実施エリア(国交省の資料から)

関連リンク
国土交通省

JAL、ファーストで「百年の孤独」 こだわり焼酎を国際線で
JALはなぜ純米大吟醸で揃えたのか 機内食担当に聞く日本酒選び