ジェットスター・ジャパン、成田－那覇にもA321LR　11/16から2機体制に

　ジェットスター・ジャパン（JJP/GK）は10月17日、月内に受領を予定するエアバスA321LRの2号機（登録記号JA27LR）を11月11日に就航させると発表した。当初は機体整備を予定する初号機（JA26LR）の代わりに運航する。初号機が復帰する16日からは2機体制となり、成田－那覇線にも投入する。

11月16日から2機体制となるジェットスター・ジャパンのA321LR＝22年6月30日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　初号機は現地時間6月3日に引き渡され、7月1日から定期便への投入を開始。定期便初便は成田発福岡行きGK503便で、成田－福岡線のほか札幌（新千歳）線に投入し、福岡線は1日1往復、札幌線は同2往復、計3往復6便運航している。

　2号機は11月11日から15日まで、初号機の代わりとして3往復に投入。初号機の復帰後は成田－福岡線に1往復追加し、新たに成田－那覇線にも1往復投入する。16日以降は3路線で1日5往復10便運航することになる。

　A321LRは、新型エンジンで燃費を向上させたA321neoの航続距離延長型。機体外観は新デザインとなり、ジェットスターのコーポレートカラーであるオレンジ色を尾翼と機体底部に配し、翼端のシャークレットには同社のロゴを入れた。座席数は1クラス238席で、現行機のA320ceo（A320従来型、1クラス180席）と比べて58席増え、シートは独レカロのBL3710を選定した。シートピッチは従来とほぼ同様の28インチ（71.12センチ）から39インチで、各席に充電用USB端子を設ける。

　ジェットスターはA321LRを3機導入予定で、3号機（予定登録記号JA28LR）は2023年内の受領を見込む。

A321LRの運航スケジュール
成田－那覇
GK303 成田（08:40）→那覇（12:10）
GK304 那覇（13:00）→成田（15:25）
＊11/16から

成田→福岡
GK503 成田（07:10）→福岡（09:15）
GK515 成田（16:20）→福岡（18:40）
＊GK515便は11/16から

福岡→成田
GK502 福岡（10:05）→成田（11:55）
GK516 福岡（19:30）→成田（21:15）
＊GK516便は11/16から

成田→札幌
GK111 成田（12:55）→札幌（14:40）
GK119 成田（18:00）→札幌（19:55）
＊変更なし

札幌→成田
GK110札幌（15:30）→成田（17:05）
GK120札幌（20:45）→成田（22:20）
＊変更なし

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