エアライン, ボーイング, 機体 — 2022年10月13日 10:00 JST

カーゴルックス航空、777-8F最大16機発注 747-400F貨物機後継

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 ボーイングは現地時間10月12日、カーゴルックス航空(CLX/CV)が777Xの貨物型777-8Fを最大16機発注したと発表した。今年7月のファンボロー航空ショーで発注意向を示していたもので、確定発注10機とオプション6機を747-400Fの後継機として契約した。

カーゴルックス航空の777-8Fのイメージイラスト(ボーイング提供)

 777-8Fは、2機種ある777Xの旅客型のうち777-8を基にした大型貨物機で、航続距離4410海里(8167キロ)、胴体長70.9メートル、最大積載量(ペイロード)は118トン。747-400Fとほぼ同等の積載能力を持ち、燃費や排出ガス、運航コストを30%改善したもので、今年1月31日に発表した。納入開始は2027年となる見通し。

 カーゴルックスはルクセンブルクの貨物航空会社で、747-8Fを14機、747-400Fを16機の計30機保有。747-400Fの平均機齢は17.5年に達しており、これらを777-8Fで置き換える。日本へは成田と小松へ乗り入れている。

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