日本航空(JAL/JL、9201)は、マイルがたまる「JALふるさとクラウドファンディング」サイトを10月に入りオープンした。ふるさと納税の仕組みを活用し、次世代応援や自然環境保護を目的とした自治体のプロジェクトを直接支援できる。
JALと傘下のJALUX(ジャルックス)は、2020年11月からポータルサイト「JALふるさと納税」を運営。新たに10月1日からクラファンサイトを立ち上げ、ふるさと納税と同じく寄付した人が返礼品などを受け取れる形で、自治体の取り組みを支援できるようにし、100円で1マイルがたまる。
立ち上げたクラファンサイトの特徴として、寄附対象となるプロジェクトをJALグループが支援し、自治体とともに進める。第一弾として、鹿児島県徳之島町の2つのプロジェクトを選定。「地域に根ざす人財の育成~“当たり前”ではない島の魅力を発見しよう~」と「ロードキル多発道路を世界で一番アマミノクロウサギにやさしい道路へ」で、今後は自治体のみで実施するプロジェクトも寄付対象に加える計画を進めている。
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JALふるさとクラウドファンディング
日本航空
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