日本航空(JAL、9201)は9月18日、台北から東北方面へのチャーター便を10月に運航すると発表した。2011年3月の東日本大震災で被災した東北地方を支援する、CSR(企業の社会的責任)活動の一環。
台北からのチャーター便は2往復運航。1便目は10月24日に台北(桃園空港)から仙台へ向かい、28日に青森から台北へ戻る。2便目は10月29日に台北から山形へ向かい、11月2日に青森から台北に戻るルートとなる。
震災後、台湾からは多くの義援金が寄せられた。台湾の人たちに東北地方の現状を見てもらうとともに魅力をアピールし、観光振興につなげるのが狙い。
また、福島からハワイへ向かうチャーター便も運航。12月23日に福島を出発する。いずれも機材はボーイング767-300型機を使用する。
JALでは、復興作業に負われる福島の人たちに、リフレッシュする機会を提供したいという。
運航スケジュール
台北発東北行チャーター便
1便目
10月24日 JL8838便 台北(10:30)→仙台(14:35)
10月28日 JL8837便 青森(17:45)→台北(20:45)
2便目
10月29日 JL8838便 台北(09:30)→山形(13:35)
11月2日 JL8839便 青森(17:40)→台北(20:40)
福島発ホノルル行チャーター便
12月23日 JL8810便 福島(18:55)→ホノルル(06:45)
12月27日 JL8819便 ホノルル(10:00)→福島(翌日14:20)
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