全日本空輸(ANA/NH)は10月3日、特別デザイン機「鬼滅の刃じぇっと -参-」(ボーイング777-200ER型機、登録記号JA745A)を国内線定期便に就航させた。初便の羽田発福岡行きNH241便は乗客341人(幼児ゼロ)を乗せ、横断幕を手にした社員に見送られて午前7時30分に63番スポットを出発し、同41分にC滑走路(RWY34R)から離陸した。出発前には最初の特別デザイン機「鬼滅の刃じぇっと -壱-」(767-300ER、JA616A)、2号機「鬼滅の刃じぇっと -弐-」(767-300ER、JA608A)と3機が並んだ。
3号機は胴体が白く塗装され、デカールで描かれたイラストはANA向けの書き下ろし。炭治郎・煉獄・天元を躍動感のある姿で描いたという。垂直尾翼の塗装もエアバスA380型機「FLYING HONU(フライング・ホヌ)」のように白地に青文字で「ANA」を描いた。
客室は2019年11月に登場した新仕様で、座席数は2クラス392席仕様(プレミアムクラス28席、普通席364席)。客室乗務員が着用するオリジナルエプロンも新デザインが加わり、紙コップは「鬼滅の刃じぇっと -壱-」をモチーフにした新デザインが登場した。
ANAグループは、2021年12月からタイアップをスタート。最初の特別デザイン機「鬼滅の刃じぇっと -壱-」(767-300ER、JA616A)が今年1月31日、2号機「鬼滅の刃じぇっと -弐-」(767-300ER、JA608A)が3月26日に就航した。
3号機の定期便投入初日となった10月3日は、「壱」が伊丹行きNH13便として65番スポット、「弐」が松山行きとして64番スポットに入り、63番スポットの3号機と並んだ。
*写真は6枚(運航スケジュールは写真下に掲載)。
10/3から10/16までの運航予定便
NH241 羽田(07:25)→福岡(09:20)
NH246 福岡(10:10)→羽田(11:50)
NH25 羽田(13:00)→伊丹(14:05)
NH30 伊丹(15:00)→羽田(16:15)
NH73 羽田(17:00)→札幌(18:35)
NH78 札幌(19:30)→羽田(21:05)
*10/17以降は便を固定せず運航。
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