新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の第7波の再拡大があったものの、行動制限がなかったことから回復傾向にあった今年のお盆需要。全日本空輸(ANA/NH)や日本航空(JAL/JL、9201)、スカイマーク(SKY/BC)など航空11社の実績によると、8月6日から16日までの11日間の旅客数は、国際線が前年同期比4倍超、国内線は7割以上増加した。提供座席数は国際線が2倍、国内線は3割近く前年同期を上回った(関連記事)。
英国のデータ分析会社「シリウム(Cirium)」は、日本発着便の国内線と国際線の運航データを独自で取りまとめ、運航便数を基にした路線別のランキングを発表した。8月6日から18日までの13日間を対象とした調査で、国内線は羽田-札幌線、国際線は成田-ソウル(仁川)線が最も多い運航便数となった。
便数と提供座席数は、国内・国際線ともに前年同期を上回った。このうち国内線はコロナ前の2019年の水準を回復したが、国際線は5分の1程度の回復にとどまった。
—記事の概要—
・国内線
・国際線
国内線
お盆期間の国内線の実運航便数は、前年同期比
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