エア・ドゥ(ADO/HD)とソラシドエア(SNJ/6J)は9月16日、共同持株会社「リージョナルプラスウイングス」のグループロゴを発表した。10月3日に設立予定で、ロゴを両社機材の搭乗ドア横に順次掲出する。
ロゴのコンセプトは、2つの航空会社の協業によるシナジー効果の可能性を「無限大∞」で表現したデザイン。北と南の空の軌跡がつながり、「R」を囲み広がっていくことで、地域と共に持続的に成長・発展していく「リージョナルプラス」を象徴し、その先の「プラス」は、新しい価値の創出(プラス)と共に、未来へ飛躍する航空機を表現したという。カラーは、2社のブランドイメージカラーを融合し、「共創のハーモニー」を表した。デザインはCIデザイナーの花田太郎氏。
ロゴを貼る機材は2社合わせて25機。エア・ドゥはボーイング767-300ER型機が3機と737-700が8機の計11機、ソラシドエアは737-800が14機となる。
エア・ドゥとソラシドは事業会社として持株会社の傘下に収まるが、経営の独立性は維持。持株会社の会長にはエア・ドゥの草野晋社長が、社長にはソラシドの髙橋宏輔社長が就任する。両社の筆頭株主は日本政策投資銀行(DBJ)で、両氏は同行出身。
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