国土交通省は9月13日、フィリピンの航空当局と二国間輸送のオープンスカイ(航空自由化)について合意したと発表した。羽田空港への発着は、昼間の国際線発着枠が3万回から6万回に増える14年3月末から。
成田発着路線のオープンスカイは相互に実施。成田と羽田以外の空港では二国間輸送のほか、フィリピンで旅客や荷物を積み込み、第三国へ積みおろす以遠地点への輸送の相互自由化を実施する。
羽田は昼間の国際線発着枠が3万回から6万回に増える14年春に、日本とフィリピン双方が昼間時間帯に1日2スロット(到着と出発各1回)ずつ、深夜早朝時間帯も1日2スロットずつ運航できるようになる。
羽田昼間時間帯の3万回増加に関する合意国は、英国、フランス、中国、シンガポール、タイ、ドイツ、ベトナム、インドネシアに続いて9カ国目。
また、コードシェアの枠組みの自由化なども合意した。
成田と羽田の首都圏空港を含むオープンスカイに合意した国・地域は、フィリピンで25カ国目。
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国土交通省