台湾の新興航空会社スターラックス航空(星宇航空、SJX/JX)は9月12日、台北(桃園)-札幌(新千歳)、那覇の日本2路線を10月28日に開設すると発表した。同社の日本路線は5路線に拡大する。
いずれも1日1往復(週7往復)のデイリー運航。機材は2路線ともエアバスA321neoで、座席数は2クラス188席(ビジネス8席、エコノミー180席)となる。
札幌線の運航スケジュールは、札幌行きJX850便が台北を午前9時30分に出発し、午後2時25分着。台北行きJX851便が午後3時25分に札幌を出発して、午後6時40分に到着する。
那覇線は那覇行きJX870便が台北を午前9時30分に出発し、午後0時5分着。台北行きJX871便が午後1時5分に那覇を出発して、午後1時40分に到着する。航空券販売は2路線とも9月12日から始めた。
スターラックスは、エバー航空(EVA/BR)で会長を務めた張國煒(チャン・クォウェイ)氏が2018年5月に設立したフルサービス航空会社(FSC)で、2020年1月23日に就航。台北-マカオ、ダナン、ペナンの3路線を同時開設した。日本路線は同年12月15日就航の関西線、翌16日の成田線、今年2月17日の福岡線で計3路線となった。
機材はA321neoのほか、中型機のA330-900(A330neo)を台北-バンコク、ホーチミン、シンガポールの3路線に投入しており、近く台北-関西線にも就航させる計画で、年末までに4号機を受領する予定。大型機のA350も2機受領する見込みで、台湾では唯一ファーストクラスを持つA350として、北米路線に投入する計画を進めている。
また、9月22日から25日まで東京ビッグサイトで開催される「ツーリズムEXPOジャパン」に初出展。一般公日の24日と25日には、同社のマイレージプログラム「COSMILE」会員向けにイベントを予定しているという。
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スターラックス航空
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