エアバス, エアライン, 機体, 空港 — 2022年9月12日 15:26 JST

台湾スターラックス航空、札幌と那覇10/28就航 台北から日本5路線に

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 台湾の新興航空会社スターラックス航空(星宇航空、SJX/JX)は9月12日、台北(桃園)-札幌(新千歳)、那覇の日本2路線を10月28日に開設すると発表した。同社の日本路線は5路線に拡大する。

台北から札幌と那覇へ新路線を開設するスターラックス航空=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 いずれも1日1往復(週7往復)のデイリー運航。機材は2路線ともエアバスA321neoで、座席数は2クラス188席(ビジネス8席、エコノミー180席)となる。

 札幌線の運航スケジュールは、札幌行きJX850便が台北を午前9時30分に出発し、午後2時25分着。台北行きJX851便が午後3時25分に札幌を出発して、午後6時40分に到着する。

 那覇線は那覇行きJX870便が台北を午前9時30分に出発し、午後0時5分着。台北行きJX871便が午後1時5分に那覇を出発して、午後1時40分に到着する。航空券販売は2路線とも9月12日から始めた。

 スターラックスは、エバー航空(EVA/BR)で会長を務めた張國煒(チャン・クォウェイ)氏が2018年5月に設立したフルサービス航空会社(FSC)で、2020年1月23日に就航。台北-マカオ、ダナン、ペナンの3路線を同時開設した。日本路線は同年12月15日就航の関西線、翌16日の成田線、今年2月17日の福岡線で計3路線となった。

 機材はA321neoのほか、中型機のA330-900(A330neo)を台北-バンコク、ホーチミン、シンガポールの3路線に投入しており、近く台北-関西線にも就航させる計画で、年末までに4号機を受領する予定。大型機のA350も2機受領する見込みで、台湾では唯一ファーストクラスを持つA350として、北米路線に投入する計画を進めている。

 また、9月22日から25日まで東京ビッグサイトで開催される「ツーリズムEXPOジャパン」に初出展。一般公日の24日と25日には、同社のマイレージプログラム「COSMILE」会員向けにイベントを予定しているという。

関連リンク
スターラックス航空

スターラックス航空、日本3路線10月増便 関空・成田・福岡、週12往復に(22年8月29日)
台湾スターラックス航空、関空8月増便 週4往復に(22年7月26日)
スターラックス航空、A330neo初受領(22年2月21日)
スターラックス航空、福岡就航 台北から週1往復「貨物で実績重ねたい」(22年2月17日)
台湾スターラックス航空、放水アーチくぐり成田就航 会長自ら操縦(20年12月16日)
台湾スターラックス航空、関空就航 日本初、台北から(20年12月15日)