あす9月14日から15日まで、東京・有明の東京ビッグサイトで「JATA旅博2013」の一般公開が行われる。12日は前夜祭と商談会が行われ、業界向け公開日の13日は旅行会社などが出展社を訪れ、各ブースは商談でにぎわっていた。
LCC各社をはじめ730社・団体が出展する旅博=9月13日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
上海など各都市が合同で出展する中国国家観光局ブース=9月13日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
会場には国内外の航空会社や観光局、観光協会、空港会社など、154カ国・地域から730社・団体が出展。航空会社のブースでは、主戦場となるビジネスクラスのシートを中心とした展示が目立った。また、ピーチ・アビエーション(APJ)やジェットスター・ジャパン(JJP)、春秋航空日本など、LCC(低コスト航空会社)各社も出展していた。
昨年の旅博では尖閣諸島問題の影響からか、中国国家観光局のブースが空き地となっていたが、今年は出展。上海など各都市がピーアールしていた。また、李明博前大統領による島根県の竹島上陸や天皇侮辱発言による嫌韓感情の高まり、円安、治安の不安などの要因で観光需要が鈍化傾向にある韓国も、同国観光公社が大規模ブースを構えていた。
14日からはステージイベントとして、日本各地のゆるキャラによるご当地紹介や民族舞踏ショーなどが行われる。
チケットは当日券が大人1200円、学生600円。時間は14日が午前10時から午後6時までで、15日は午前10時から午後5時まで。
旅博が初の一般公開となったJALの国際線用767新仕様機のビジネスクラスシート=9月13日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
国際線用ビジネスクラスとプレミアムエコノミーのシートを展示するANAブース=9月13日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
ウェスティンホテルがデルタ航空のために開発した「ウェスティンヘブンリーインフライト寝具」=9月13日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
制服を着用して写真撮影できるコーナーを用意したピーチ・アビエーション=9月13日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
国内各地の就航地を紹介するジェットスター・ジャパン=9月13日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
機体の大型模型を展示する春秋航空日本=9月13日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
シートを展示するエアアジアX=9月13日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
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JATA旅博
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