鹿児島空港を拠点とする日本エアコミューター(JAC/JC)は、仏ATR製ATR42-600型機の9号機(登録記号JA11JC)をデザインに取り入れた「ecoPROPステンレスボトル」の機内販売を始めた。マイボトルとして活用してもらうことで、ペットボトルの削減やCO2(二酸化炭素)排出量の抑制につなげたいという。

JACが機内販売する「ecoPROPステンレスボトル」(同社提供)

JACが機内販売する「ecoPROPステンレスボトル」(同社提供)
ステンレスボトルは容量200ミリリットルで、保冷と保温が可能。JA11JCに描かれているエコを象徴する鹿児島県の県木「カイコウズ」の葉でハートをかたどったイラストと、CO2排出量が少ないターボプロップ機であることを示す「ecoPROP(エコプロップ)」のロゴをデザインした。
同機はJACのATR機としては通算11機目で、発注分最後の受領機。エコをイメージしたハートのデザインが前方貨物室のドアに描かれた。
価格は3000円で、支払いは現金のみ。

鹿児島空港を出発するJACのATR42-600 JA11JC=22年6月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
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日本エアコミューター
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