ルフトハンザ ドイツ航空(DLH/LH)は現地時間9月2日、拠点とするフランクフルトとミュンヘン発着の便を欠航する。パイロット労働組合の賃上げ要求に伴うストライキによるもので、2空港で800便が欠航し、7月の前回同様、13万人に影響が出る見通し。
欠航となるのは両空港を発着するルフトハンザ便で、旅客便のほか、ルフトハンザカーゴ(GEC/LH)の貨物便も欠航が発生する。ストライキは現地時間午前0時1分から午後11時59分までを計画する。ルフトハンザ・グループのユーロウイングス(EWG/EW)などには影響せず、通常通りの運航を予定する。
このほか、3日と4日の一部便にも欠航や遅延が発生する可能性があるという。
ルフトハンザは、7月26日と27日にも欠航が発生。労組賃上げ要求に伴うストライキによるもので、フランクフルトとミュンヘン発着1000便以上が欠航し、13万人以上に影響が出た。
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