エミレーツ航空(UAE/EK)は、保有するエアバスA380型機とボーイング777型機について、機内の大規模改修を11月から本格的に開始する。2機種120機が対象で、プレミアムエコノミーを新たに導入する。このほかファーストとビジネスの両クラスも改修・刷新を予定する。改修は2025年4月の完了を予定する。
対象はA380が67機、777が53機。プレミアムエコノミーは4000席を新たに導入し、ファーストクラスは728席、ビジネスクラスは5000席以上が改修・刷新の対象となる。
1機あたりの改修には16日間かかる見通しで、1カ月4機のペースで改修を進める。A380から着手し、A380の改修完了後に777に取りかかる見込み。
関連リンク
エミレーツ航空
A380最終号機
・A380最終号機、エミレーツ航空に納入 14年で完納(21年12月17日)
・A380最終号機、独ハンブルクへ エミレーツ向け、年内で生産終了(21年3月18日)
・A380最終号機の機首がトゥールーズ到着 2021年生産完了、エミレーツ向け(20年6月26日)
エミレーツ航空初のプレエコ
・エミレーツ航空、A380や777大規模改修 105機にプレエコ(21年12月3日)
・エミレーツ航空、A380新仕様はプレエコ付484席 シャワー室も新デザイン(21年1月2日)
・エミレーツ航空、A380にプレエコ 新仕様機に56席(20年12月31日)
写真特集・エミレーツA380関空就航
・シャワーも付いてるファーストクラス(18年11月13日)