JAC、鹿児島大学からインターン受入

　日本航空（JAL/JL、9201）と鹿児島空港を拠点とするグループ会社の日本エアコミューター（JAC/JC）は、鹿児島大学が主催する課題解決型インターンシップに参加する。鹿児島県内でのフィールドワークを通して県内の現状に理解を深め、地域活性化プランの策定に取り組む。

鹿児島大学からインターンを受け入れるJAC＝PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　実施期間は8月29日から9月12日のうち10日間で、3人の学生を受け入れる。航空事業講座やJACの施設見学のほか、鹿児島市内や奄美大島でのフィールドワークを通して航空会社や伝統工芸、観光業の現状を学びながら「地域と連携して取り組む地域活性化プラン」の策定を目指す。

　JACとJAL、鹿児島大の3者は、2021年3月16日に包括連携協定を締結。今回のインターンシップは、協定に基づいて学生の人財育成・キャリア形成支援の一環として行う。また、JALの経営再建に尽力し、今月24日に死去した稲盛和夫元会長は同大工学部出身。

関連リンク
国立大学法人 鹿児島大学
日本航空
日本エアコミューター

・JAL稲盛和夫元会長が死去　90歳（22年8月30日）
・鹿児島大とJAL、連携協定締結（21年3月18日）
・鹿児島大とJALグループ、パイロット育成で協定締結　学生選抜しライセンス取得支援（20年10月5日）