国土交通省航空局(JCAB)は、日本航空(JAL/JL、9201)や全日本空輸(ANA/NH)、LCC 3社など、特定本邦航空運送事業者10社に関する「航空輸送サービスに係る情報公開」の2021年度(21年4月から22年3月)分を公表した。2020年度は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で運休や減便が相次ぎ、空港や空域が混雑していないことにより、各社とも定時運航率が大きく改善したものの、2021年度は緊急事態宣言が全面解除となったことで10月以降に復便傾向にあったことから、一部のLCCでは新型コロナ前の80%台に戻るところもみられた。
定時運航率は、スカイマーク(SKY/BC)が5年連続で1位となった。通年の欠航率が最も低かったのもスカイマークだった。10社全体の定時運航率は前年度と比べ1.61ポイント低下し94.59%、遅延率は1.61ポイント悪化し5.41%、欠航率は0.02ポイント悪化し1.67%だった。遅延の原因は「機材繰り」が目立ち、欠航は各社とも「天候」が1位となった。
—記事の概要—
・定時運航率
・遅延率
・欠航率
・航空会社ごとの定時運航率と遅延率、欠航率
・旅客数上位5路線
・利用率上位5路線
・利用率下位5路線
定時運航率
定時運航率は、スカイマークが
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