エアライン, ボーイング, 機体, 解説・コラム — 2012年4月9日 22:38 JST

羽田尻もち事故の777、後部胴体に11メートルの摩擦痕

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 3月31日、日本航空(JAL)の上海発羽田行きJL082便が、羽田空港でゴーアラウンド(着陸復行)を行った際に尻もち事故を起こした。当該機はボーイング777-200ER型機(登録番号JA701J)で、乗員乗客308人にけがはなかったが、後部胴体の外板が損傷し圧力隔壁下部が変形するなど、機体の損傷が大きかったことから国土交通省は航空事故と認定した。事故当日はどのようなことが起きていたのだろうか。(最新記事はこちら

3月31日に羽田空港で尻もち事故を起こした当該機JA701J=12年1月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 JALによると、同機は定刻より7分早い午後0時43分に上海の虹橋空港を乗員12人乗客296人の計308人を乗せ出発。羽田空港には午後4時40分に到着予定だった。午後4時10分ごろに羽田空港に進入後、ゴーアラウンドを行った際に


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