ピーチ・アビエーション(APJ/MM)は7月12日、和歌山・紀の川市のモモを利用客にプレゼントする「Share Peach Day」を関西空港の第2ターミナルで開催した。就航当初から続く恒例行事で、対面イベントとしては2019年以来3年ぶりの開催となった。
午前10時過ぎに関空へ到着する3便の利用客約250人に配布。紀の川市とJA紀の里との共同企画で、モモを300個近く用意した。対象となった長崎発MM172便では47人(うち幼児1人)が、鹿児島発MM192便では82人(うち幼児0人)が、成田発MM314便では119人(うち幼児0人)が関空へ到着し、旬のモモを手に目的地へ向かった。
イベントには、ピーチの客室乗務員やスタッフらが参加。このほか、紀の川市をピーアールする「紀の川フルーツ娘」と、紀の川のフルーツを宣伝するキャラクター「ももぷる」も加わり、九州と首都圏からの到着客に「夏の味覚」を届けた。
ピーチが到着客にモモをプレゼントする「Share Peach Day」は、同社が就航した2012年にスタートし、今年で11回目を迎えた。2019年まで対面イベントを8回連続で開催したが、新型コロナウイルスの流行後は手渡しを自粛。就航地・台湾からの留学生やピーチのオンラインショップ「PEACH SHOP ONLINE」での購入者を対象にプレゼントした。
今回の「Share Peach Day」は対面イベントのほか、SNSを活用した“ハイブリッド”で開催する。ピーチの公式Twitterをフォローしキャンペーン投稿をリツイートすると、抽選で50人に4個入りのモモ1箱をプレゼントする。7月13日午後6時から15日午後11時59分まで。
モモは6月中旬から8月中旬に食べごろを迎える。JAの担当者によると今年のモモは雨が少なかった影響で例年と比べると小ぶりとなったものの、平年以上に甘く仕上がったという。
農林水産省によると、2021年のモモの収穫量は全国で10万7300トン。和歌山県産は、このうち7%に相当する7310トンを占め、西日本一の出荷量となっている。県内では、紀の川市を中心とした那賀地区で多く生産され、紀の川市桃山町のモモは「あら川の桃」として知られている。
関連リンク
ピーチ・アビエーション
紀の川市
JA紀の里
これまでのモモ配布イベント
・ピーチ、和歌山のモモ“オンライン配布” 夏の恒例イベント、コロナで手渡し自粛(21年7月20日)
・ピーチ、関空で和歌山のモモ配付 到着客に夏の味覚(19年7月8日)
・ピーチ、関空で和歌山のモモ 6回目の配布イベント、600個用意(17年7月6日)
ピーチ
・ピーチ、関空発国内線の搭乗手続き締切5分前倒し 30分前に(22年7月9日)
・ピーチ、A321LR国際線就航へ 今年度内に3機完納(22年7月7日)
・ピーチ、関空-ソウル8/28再開 変則週6往復、国際線1年4カ月ぶり(22年6月28日)