日本航空(JAL/JL、9201)と農協観光(東京・千代田区)は、農山漁村地域の1次産業や地域の活性化に向けて業務提携を締結した。
今後の旅行業界はコロナ後に短期的な回復は見込まれるものの、中長期的には国内の人口減少などの課題があるとして、新たな人流や商流、物流の創出を目指す。業務提携は7月7日に締結され、JALのブランド力や国内外の路線網、マイル会員基盤などと、JA(農業協同組合)グループの農協観光が地域の強みを生かす。
1次産業は農業や林業、漁業などを指す。両社はこれまでにフェリーフライト(回航)を活用したチャーター便などを運航しており、今回の提携で農泊の活用や産地間の交流、越境ECなどを活用し、新たな人流や商流、物流を生み出し、人材育成も進める。
・農協観光、羽田-高松往復1万9800円 12/5日帰りフリープラン(21年11月23日)
・農協観光、JAL機で富士山・北日本遊覧チャーター 1月に767で(20年12月2日)