ZIPAIR(ジップエア、TZP/ZG)は6月22日、食用コオロギの粉を混ぜ込んだハンバーガーやパスタを使った機内食の販売を7月1日から始めると発表した。食用コオロギ関連事業を展開する徳島大学発のフードテックベンチャー、グリラス(徳島県鳴門市)と提携し、新メニューの「トマトチリバーガー」と「ペスカトーレ」を販売する。
新メニューはグリラスが開発した「グリラスパウダー」を使用。国産食用フタホシコオロギを粉末化したもので、環境負荷の低い新たなタンパク源である食用コオロギの普及を目指す。
トマトチリバーガーは、バンズとパティ、辛みスパイスを効かせたトマトソースにコオロギパウダーを混ぜ込んだハンバーガー。ペスカトーレは、コオロギパウダーを加えたトマトソースにソフトシェルシュリンプ、タコ、イカ、小柱が入ったパスタとなる。
価格はいずれも1500円。販売路線は成田発着のバンコク線、シンガポール線と、成田発のホノルル行きとロサンゼルス行き。
食用コオロギパウダーを使った料理は「サーキュラーフード」や「昆虫食」と呼ばれている。
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