日本航空(JAL/JL、9201)のエアバスA350-900型機が6月12日、鹿児島空港に初飛来した。開港50周年記念の富士山遊覧チャーターを実施するためで、国際線ターミナルを利用する。
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遊覧チャーターは鹿児島空港を午後1時に出発し、午後4時に戻る。フライトには地域の魅力を発信する客室乗務員「ふるさと応援隊」が乗務し、A350の全席に備えられた個人用モニターを使って「動画 de 航空教室」を開く。また、機内アナウンス体験や、城山ホテル鹿児島の弁当を提供する。
チャーターに使用するA350は機体後部にシルバーのA350ロゴが描かれた2号機(登録記号JA02XJ)で、鹿児島空港へはフェリーフライトのJL4771便として午前8時40分ごろ到着した。
JALのA350-900は国内線機材で、ボーイング777型機の後継機として2019年9月1日に就航。羽田発着の札幌(新千歳)、伊丹、福岡、那覇などの幹線を中心に投入している。18機確定発注しているが、今年4月28日に就航した16号機(JA16XJ)で国内線への投入は一段落し、2023年度に就航を予定している長距離国際線機材で長胴型のA350-1000の初号機が、通算17機目となる見通し。A350-1000は777-300ERの後継機として13機発注している。
*写真は4枚。
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