シンガポール航空(SIA/SQ)は、拠点のチャンギ国際空港にある旗艦ラウンジをリニューアルし、現地時間5月31日にオープンした。5000万シンガポールドル(約47億2600万円)を投資し、座席数と面積を30%増加させた。今後見込まれる旅行需要の拡大に伴い、顧客サービスの向上を狙う。
チャンギ国際空港第3ターミナル(T3)の「シルバークリスラウンジ」を刷新した。シルバーラウンジは「ザ・プライベート・ルーム」「ファーストクラスエリア」「ビジネスクラスエリア」に分かれており、今回オープンしたのは営業中のビジネスを除く2エリア。ビジネスエリアのほか「クリスフライヤーゴールドラウンジ」も刷新済みで、営業をすでに開始している。
シルバーとゴールドの2ラウンジの総延床面積は6100平方メートルに拡大し、収容人数は約1150人となった。
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