日本航空(JAL/JL、9201)グループで沖縄の離島路線を担う琉球エアーコミューター(RAC)は6月1日、沖縄県出身の大学生などを対象にしたパイロット養成制度の第5期生の募集を始めると発表した。資格取得に必要な訓練費用などに対して奨学金を貸与する。
対象は、原則として沖縄県出身者で4年制大学か大学院、沖縄工業高専を2023年3月に卒業・修了見込みの人。2023年2月以降、崇城大学に航空操縦学専攻研究生として入学し、計器飛行証明などの操縦資格を取得して同大を卒業後、RACにパイロット訓練生として入社する。入社後一定期間勤務した場合、奨学金の返済を全額免除する。
応募期間は6月10日から7月8日までで、必要書類を郵送する。1次選考は7月中旬から8月初旬ごろ、2次選考は9月中旬、3次選考は9月下旬、最終選考は10月中旬を予定している。
RACは離島路線の維持を目的として、2018年にパイロット養成と奨学金の制度を創設した。
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琉球エアーコミューター
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