エアライン, ボーイング, 機体 — 2022年5月31日 14:22 JST

JAL、787就航10周年で部品や収納ボックス販売

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 日本航空(JAL/JL、9201)は、就航10周年を迎えたボーイング787型機で実際に使っていた収納ボックスやエンジン関連部品などの抽選販売を始めた。

787就航10周年で部品等を販売するJAL=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 エンジン関連部品は「VFSG(Variable Frequency Starter Generator)ターミナル」と呼ばれる発電機の端子。「電気飛行機」とも呼ばれる787は大量に電力を消費するため、VFSGと呼ぶ1機の787に計4つ搭載されている発電機で、一般家庭の消費電力約300世帯分に相当する発電量を担っているという。そのVFSGに付く部品の一つがターミナルで、形はそのままに裏面にマグネットを付けて最大200グラム程度のものを引っかけることができるようにした。

 このほかに国際線で運航していた初期導入の787-8のうち、JALが100%出資する中長距離LCCであるZIPAIR(ジップエア、TZP/ZG)の4号機に改修された機体(登録記号JA826J)に搭載していた、機内収納ボックス、ギャレー収納ボックス、バーユニットのワイントレイとグラストレイを用意。就航10周年を記念した整備士の手作りによるプレートが付属する。

 税込価格は、VFSGターミナルのマグネットが1個4万円、機内収納ボックスが12万8000円、ギャレー収納ボックスが10万円、ワイントレイとグラストレイが各7万円となる。

 JALの787は2012年4月22日就航。成田発ボストン行きJL8便が初便となった。

JALが787就航10周年で販売する「VFSGターミナル マグネット」(同社サイトから)

JALが787就航10周年で販売する「VFSGターミナル マグネット」の使用例(同社サイトから)

JALが787就航10周年で販売する「機内収納ボックス」(同社サイトから)

JALが787就航10周年で販売する「ギャレー収納ボックス」(同社サイトから)

JALが787就航10周年で販売する「ワイントレイ」(同社サイトから)

JALが787就航10周年で販売する「グラストレイ」(同社サイトから)

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