エアライン — 2022年5月31日 11:33 JST

ANA、整備士作業着から再利用トートバッグ 年3回販売へ

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 全日本空輸(ANA/NH)は、整備士の作業着を再利用したトートバッグの販売を5月30日から始めた。トートバッグ専門ブランド「ROOTOTE(ルートート)」と共同で手掛けたもので、ANAの通販サイト「ANA UP-CYCLE PROJECT SHOP」で販売する。

ANAが販売を始めた整備士の作業着を再利用したトートバッグ(同社サイトから)

 作業着を再利用してバッグを製作する「アップサイクル・プロジェクト」は、コロナ前の2019年に社員提案制度で整備士から提案されたもの。2021年5月にANAのクラウドファンディングサイト「WonderFLY」で試験販売したところ、追加分も含めて完売したことから、継続的な製造販売体制を構築し、今年度から本格的な販売を始めた。

 今後は年3回の販売を予定。毎回異なるデザインにするが、作業着の回収状況で販売数が増減するという。今回は大小2サイズのトートバッグ、ショルダートート、サコッシュ、トートリュックを用意したが、31日午前の時点で完売。価格はトートバッグ(大)が1万7600円などとなっている。

ANAが販売を始めた整備士の作業着を再利用したトートバッグ(同社サイトから)

関連リンク
ANA UP-CYCLE PROJECT SHOP
全日本空輸

「シンプルで簡単、格好いいものに」特集・ANA整備士が作った感染防止グッズたち(21年5月31日)
全日空商事、ファーストクラス生地のバッグ 裏地はエアバッグ再利用(18年1月13日)

  • 共有する:
  • Facebook
  • Twitter
  • Print This Post