日本航空(JAL/JL、9201)のグループ会社で新千歳空港など道内3空港の地上係員が所属するJALスカイ札幌は5月18日、ほんま(北海道恵庭市)と共同で、北海道銘菓「月寒(つきさむ)あんぱん」のオリジナル味のセットの販売を開始した。JALスカイ札幌の社員が出したアイデアを取り入れた商品で、小豆やとうきび(トウモロコシ)など道産食材を使用した。
JALスカイ札幌の社員がJALグループ一丸となって地域を盛り上げる「ふるさとプロジェクト」の一環で取り組み、商品企画に携わった。オリジナル味のセット「あん丸の里」は、「こしあん」「とうきびあん」「いちごあん」の3種類をセットにした。いずれも道産の材料を使用し、いちごあんの一部には、JALのスタッフが千歳市郊外の長沼町で収穫を手伝ったイチゴの規格外品を使用した。
ほんまのオンラインショップ「月寒あんぱん本舗」のほか、新千歳空港などの実店舗でも取り扱う。各種2個ずつの6個セットで、1セット税込み972円。
両社のコラボは今回で2回目。初回は今年3月で、道内に生息する野鳥「シマエナガ」をモチーフにした「シマエナガ饅頭(まんじゅう)セット」を発売した。今回同様に社員がアイデアを提案し、商品化した。
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