エアライン — 2022年5月16日 21:56 JST

スターアライアンスが25周年 共通クレジットカード発表へ

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 全日本空輸(ANA/NH)などが加盟する航空連合「スターアライアンス」が発足25周年を迎えた。新たなブランド理念を示す「タグライン」として「Together. Better. Connected.」を掲げた。

25周年を迎えたスターアライアンス=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 スターアライアンスは、1997年5月14日にエア・カナダ(ACA/AC)とルフトハンザ ドイツ航空(DLH/LH)、スカンジナビア航空(SAS/SK)、タイ国際航空(THA/TG)、ユナイテッド航空(UAL/UA)の5社で発足。日本ではANAが1999年に加盟し、現在の加盟社数は26社となり、1日あたり1万便以上が184カ国1200空港に就航する航空連合(アライアンス)になった。

 スターアライアンスのジェフリー・ゴーCEO(最高経営責任者)は、「スターアライアンスと加盟航空会社は、独自の提案でシームレスな旅行体験を提供する最もデジタル化が進んだアライアンスを目指している。今年は新しいデジタルやモバイルのイノベーションなど、シームレスにつながる技術のさらなる発展と、業界初となる新たな取り組みによる価値を加盟社の利用者に提供できることを期待している」とコメントした。

 今後は加盟社の利用者がマイルやポイントを利用に応じて獲得できる、業界初となる共通ブランドのクレジットカードを発表予定だという。

 アジアの加盟社は8社でANAとタイ国際航空のほか、中国国際航空(エアチャイナ、CCA/CA)、エア・インディア(AIC/AI)、アシアナ航空(AAR/OZ、韓国)、エバー航空(EVA/BR、台湾)、深セン航空(CSZ/ZH、中国)、シンガポール航空(SIA/SQ)が名を連ねている。

 欧州は最多の10社でルフトハンザとスカンジナビア航空のほか、エーゲ航空(AEE/A3、ギリシア)、オーストリア航空(AUA/OS)、ブリュッセル航空(BEL/SN、ベルギー)、クロアチア航空(CTN/CU)、LOTポーランド航空(LOT/LO)、スイス インターナショナル エアラインズ(SWR/LX)、TAPポルトガル航空(TAP/TP)、ターキッシュエアラインズ(旧称トルコ航空、THY/TK)が加盟している。

 アフリカではエジプト航空(MSR/MS)、エチオピア航空(ETH/ET)、南アフリカ航空(SAA/SA)の3社、北中南米ではエア・カナダとユナイテッド航空のほか、アビアンカ航空(AVA/AV)、コパ航空(CMP/CM、パナマ)の4社、オセアニアではニュージーランド航空(ANZ/NZ)が加盟している。スターアライアンス・コネクティング・パートナーとして、上海吉祥航空(DKH/HO)とタイ・スマイル(THD/WE)の2社が参画している。

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