エアライン — 2013年8月24日 10:50 JST

アメリカン航空、TAMとコードシェア 11月にブラジル新路線

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 アメリカン航空(AAL)はTAM航空(TAM)と新たなコードシェア提携を結び、AALのブラジル路線を拡大するとともに、TAMとチリのLAN航空(LAN)との経営統合により南米最大の航空会社となったLATAMエアライン・グループと関係強化を図る。

新塗装が施されたアメリカン航空の777=13年6月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 今回の提携を通じて、両社は米国とブラジルを結ぶ便を相互にコードシェア運航する。今後、AALの利用客はTAMが運航するリオデジャネイロおよびサンパウロからフォルタレザ、ナタール、ビトリアなどブラジル国内の8都市を結ぶ便にも搭乗できる。TAMの利用客も、AALが運航するマイアミ、ニューヨーク、フロリダ州オーランドからアトランタ、ロサンゼルス、ワシントンDCなど米国25都市を結ぶ便の利用が可能になる。

 AALはブラジル路線として、マイアミ発クリティバ行きとポルトアレグレ行き、ロサンゼルス発サンパウロ行きの新規就航を予定。マイアミ-クリティバ線とマイアミ-ポルトアレグレ線は11月21日から、ロサンゼルス-サンパウロ線は12月16日からの運航開始を予定している。新路線が加わると、ブラジル国内でのAALの就航都市は9カ所となる。

関連リンク
アメリカン航空
Latam Airlines Group