エアライン, 機体, 空港 — 2022年5月15日 13:37 JST

FDA、羽田に初乗り入れ　隠岐チャーター便

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　フジドリームエアラインズ（FDA/JH）のチャーター便（エンブラエル175型機、登録記号JA11FJ）が5月15日昼過ぎ、羽田空港を出発した。旅行会社が主催するツアーで、島根県の隠岐空港へ向かった。FDAが羽田に乗り入れたのは初めて。

羽田空港を離陸するFDAの隠岐チャーター便＝22年5月15日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　往路となる15日の運航スケジュールは、定刻ベースで羽田を午後0時5分に出発し、隠岐には午後1時55分に着く。復路は17日で隠岐を午後2時に出発し、午後3時30分に羽田へ到着する。

　15日はチャーター便出発に先立ち、フェリーフライトのJH9941便が仙台空港を午前8時50分に出発し、羽田空港のC滑走路（RWY34R）に午前9時48分すぎに着陸。午前10時に40番スポットへ到着した。ツアー参加者74人（幼児3人含む）は第1ターミナルでチェックインし、パイロット2人と客室乗務員3人、整備士1人とともに午後0時5分に隠岐行きJH7953便として出発した。C滑走路（RWY34R）を午後0時19分すぎに離陸し、甲斐駒ヶ岳や琵琶湖北側、舞鶴などの上空を飛行し、隠岐へ向かっている。

羽田空港に設けられたFDA隠岐チャーター便のチェックインカウンター＝22年5月15日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　今回のツアーはクラブツーリズムが主催。FDAによると、次回以降の羽田への就航計画などは未定だという。

　FDAは自社の定期便が乗り入れていない空港へのチャーター便を運航しており、これまでに国内65空港で運航。年間最大1300便を設定しており、今後は新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の影響で旅行需要が国内にシフトしていることから、定期便が未就航の首都圏空港にも注力していく。首都圏のうち、成田発着チャーターは2018年3月7日に種子島を目的地として初めて実施している。

＊写真は13枚。