日本航空(JAL/JL、9201)は、羽田空港国内線ラウンジ内にオンライン会議が可能なエリアを試験的に設置する。5月18日正午から利用できるようにし、11月ごろまで半年間運用する予定で、利用者の声や稼働状況を基に今後のサービスにつなげる。
場所は羽田第1ターミナルの南北2カ所にあるラウンジで、最上級の「ダイヤモンド・プレミアラウンジ」は受付近くに防音個室ブース「テレキューブ」を設置。南北に2台ずつ用意し、利用時間は1人当たり最大50分とする。ブース内では飲食不可。
ブース内はテーブルや電源コンセント、充電用USB端子などを完備し、2つのファンで換気する。ラウンジ受付で利用を申告し、係員から鍵を受け取って入室する。
サクララウンジは、南北とも部屋の一部を区切ってオンライン会議を行えるエリアに指定する。イヤホンの着用や大声を出さないなど、常識的なマナーに基づく利用を呼びかけている。また、サクララウンジでは利用時間を設けないが、オンライン会議終了後は席を譲るよう協力を求める。
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