エミレーツ航空(UAE/EK)は、ドバイの最新ランドマークである「未来博物館」をテーマにしたエアバスA380型機の特別デザイン機をこのほど公開した。10機にデザインを施す予定で、最初の機体(登録記号A6-EVK)による初便は現地時間5月5日のドバイ発ニューヨーク行きEK203便となった。ドバイが目指すイノベーションハブや、最先端技術の実験場としての先駆的な未来都市像への支援を表現しているという。
未来博物館は7階建てで、柱がない楕円形の姿が「世界でもっとも美しい建築物」と称されているという。特別デザイン機の両側面には、楕円形の博物館とともに「Journey to the future(未来への旅)」というメッセージが、約336平方メートルの大きさで描かれた。
今後世界各地の約30都市に運航する予定で、博物館のメッセージ「Creating a better future, now(いま、より良い未来を作る)」を世界に向けて発信していくという。
関連リンク
エミレーツ航空
最終号機
・A380最終号機、エミレーツ航空に納入 14年で完納(21年12月17日)
・A380最終号機、独ハンブルクへ エミレーツ向け、年内で生産終了(21年3月18日)
・A380最終号機の機首がトゥールーズ到着 2021年生産完了、エミレーツ向け(20年6月26日)
エミレーツ航空初のプレエコ
・エミレーツ航空、A380や777大規模改修 105機にプレエコ(21年12月3日)
・エミレーツ航空、A380新仕様はプレエコ付484席 シャワー室も新デザイン(21年1月2日)
・エミレーツ航空、A380にプレエコ 新仕様機に56席(20年12月31日)