エアライン — 2022年5月10日 15:47 JST

ANA、成田-ホノルル7/1再開 A380で週2往復、羽田も増便

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 全日本空輸(ANA/NH)は5月10日、成田-ホノルル線を7月1日に再開すると正式発表した。再開後は週2往復で、総2階建ての超大型機エアバスA380型機「FLYING HONU(フライング・ホヌ)」を投入する。運航中の羽田-ホノルル線も増便し、7月からの東京(羽田・成田)-ホノルル間は1日1往復運航となる。

7月に再開する成田-ホノルル線に投入するANAのA380=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

—記事の概要—
成田は金土の週2往復
羽田からは787-9

成田は金土の週2往復

 成田-ホノルル線は通常1日2往復で、1便目のNH184/183便を再開し、金曜と土曜の週末のみ運航する。運航スケジュールは、ホノルル行きNH184便は午後8時10分に成田を出発し、午前8時45分着。成田行きNH183便は午前11時35分にホノルルを出発し、翌日午後2時50分に到着する。

 機材はA380(4クラス520席:ファースト8席、ビジネス56席、プレミアムエコノミー73席、エコノミー383席)を投入する。ANAはA380を3機保有しているが、就航していないオレンジ色の3号機(登録記号JA383A)を除き、当面は青い初号機(JA381A)とエメラルドグリーンの2号機(JA382A)の2機体制で運航する見込み。

 A380は2019年5月24日に就航。今年で就航3周年を迎える。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、2020年3月25日に成田へ到着したホノルル発NH181便を最後に定期便への投入が途絶えていたが、2021年の夏休みの繁忙期に一時的に再投入。この時点で定期便への導入は1年4カ月ぶりとなった。

羽田からは787-9

ホノルルのダニエル・K・イノウエ空港のANAラウンジから見えるダイヤモンドヘッド=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 羽田-ホノルル線は現在週3往復で、5月28日からは週4往復に増便。土曜を追加し、月曜と金曜、日曜と合わせ週4往復運航する。さらに7月1日からは週5往復に増便し、運航日を月曜と火曜、水曜、木曜、日曜に変更する。

 運航スケジュールは、ホノルル行きNH186便は羽田を午後9時55分に出発し、午前10時30分着。羽田行きNH185便は午後2時10分にホノルルを出発し、翌日午後5時25分に到着する。

 機材はボーイング787-9型機(3クラス246席:ビジネス40席、プレミアムエコノミー14席、エコノミー192席)を投入する。

 ANAの井上慎一社長は4月29日に、7月以降のハワイ路線について「毎日ハワイ。万全の準備を整え、夏休みに備える」と注力する意向を示している。

7月以降の運航スケジュール
成田-ホノルル(A380)
NH184 成田(20:10)→ホノルル(08:45)運航日:金土
NH183 ホノルル(11:35)→成田(翌日14:50)運航日:金土

羽田-ホノルル(787-9)
NH186 羽田(21:55)→ホノルル(10:30)運航日:月火水木日
NH185 ホノルル(14:10)→羽田(翌日17:25)運航日:月火水木日

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写真特集・ANA A380 FLYING HONUの機内
(1)個室ファーストクラスでプライバシー確保
(2)ペアシートもあるビジネスクラス
(3)2階後方にゆったりプレエコ
(4)カウチシートもあるエコノミー

ホノルル空撮 初号機と2号機の2機並び
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