国土交通省航空局(JCAB)は、日本航空(JAL/JL、9201)や全日本空輸(ANA/NH)、LCC 3社など、特定本邦航空運送事業者10社に関する「航空輸送サービスに係る情報公開」の2021年10-12月期分を公表した。各社とも定時運航率は好調を維持しているものの、緊急事態宣言が全面解除となったことで復便したことから、一部のLCCでは新型コロナ前の80%台に戻るところもみられた。
10社のうち定時運航率が最も高かったのはスカイマーク(SKY/BC)で、2020年10-12月期以来4期ぶりに首位となった。2位はスターフライヤー(SFJ/7G、9206)で、前期まで3四半期連続で1位だったソラシドエア(SNJ/6J)は、2020年4-6月期以来6四半期ぶりに上位3社から陥落した。欠航はスプリング・ジャパン(SJO/IJ)で発生しなかった。
10社全体の定時運航率は前年同期と比べ4.44ポイント低下し92.05%、遅延率は4.44ポイント悪化し7.95%、欠航率は0.22ポイント改善し0.84%だった。遅延の原因は「機材繰り」、欠航は「天候」が目立った。
—記事の概要—
・定時運航率
・遅延率
・欠航率
・航空会社ごとの定時運航率と遅延率、欠航率
・旅客数上位5路線
・利用率上位5路線
・利用率下位5路線
定時運航率
定時運航率は、スカイマークが
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