空港 — 2022年4月29日 05:32 JST

仙台空港、展望デッキ再開 エレベーターは復旧中

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 仙台空港を運営する仙台国際空港会社は、3月16日に発生した地震の影響で閉鎖していた展望デッキ「スマイルテラス」を4月29日から再開する。エレベーターは復旧工事が続いており、当面は階段のみ利用できる。

29日から運用を再開する展望デッキ「スマイルテラス」から見た仙台空港に駐機中の旅客機=22年4月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 仙台空港では、3月16日夜遅くに起きた福島県沖を震源とする地震の影響で、旅客ターミナルの大きな窓ガラスが割れるなどの被害が出た。震度5強を観測したものの滑走路などは無事で、一夜明けた17日は通常通り午前6時10分に開館し、始発から運航できたものの、館内では飲食店の食器が割れるなどの被害が出たため、段階的に営業を再開した。

 発災3日後の19日には、3階のレストラン1店舗と屋上の展望デッキを除いて営業を再開。その後は安全確認などもあり、展望デッキが最後まで残っていた。

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