ゴールデンウイーク開始前日の日本航空(JAL/JL、9201)は4月28日夜、日本航空(JAL/JL、9201)はハワイ路線の乗客数がグループの3路線合わせて600人を超えたことを明らかにした。JALグループのハワイ路線が1日600人を超えるのは、2020年2月29日以来約2年ぶりとなった。
JALのハワイ路線は現在、羽田-ホノルル線と成田-ホノルル線、ZIPAIR(ジップエア、TZP/ZG)の成田-ホノルル線の3路線。JAL旅客営業本部長の越智健一郎常務は「コロナ後初めて1便で200人のお客様が搭乗する便になった」と、ゴールデンウイークでハワイ路線の需要が回復傾向にあることを示した。2020年6月3日に就航したZIPAIRが1便で200人を超えたのも初めてだという。
ハワイ路線のゴールデンウイーク期間中の提供座席数は前年同期比3.8倍で、予約数は8.6倍と大幅に増加。ワクチン接種の3回目を終えている人の場合、ハワイから帰国時の隔離が免除される。
3路線のうち、羽田発のホノルル行きJL8782便は、乗客214人(幼児3人含む)を乗せて午後9時36分に出発した。ホノルルには現地時間28日午前9時45分に到着する見通し。機材はファーストクラスがあるボーイング777-300ER型機(登録記号JA732J)が投入された。
夏の繁忙期に向けてハワイ路線の増便を実施。6月から成田発、7月から羽田発のホノルル行きが毎日運航となり、ZIPAIRも7月16日以降は毎日運航する。
また、JALは7月1日から11月30日搭乗分を対象に、エコノミークラス往復のキャンペーン運賃を設定。成田-ホノルル線は5万5000円から、羽田-ホノルル線は6万2000円からで、このほかに燃油サーチャージなどが別途必要になる。
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