ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)は4月21日、成田空港第3ターミナル拡張エリアの新チェックインカウンターの運用を開始した。第2ターミナルからの新アクセス通路(連絡通路)開通など、ターミナル拡張に合わせて拡張エリアの使用を始め、カウンター周辺のレイアウトを変更した。
第3ターミナルはLCC専用で、新通路が5日に開通したことにより移動距離を200メートル短縮。空港を運営する成田国際空港会社(NAA)によると、第2からの移動時間は従来の約10分から6分程度に短縮されたという。ジェットスターが21日から使用している出発ロビーの拡張部は、第3ターミナルに隣接していた第5貨物ビルを撤去して増築したもので、第3に乗り入れる航空会社共通の自動チェックイン機が36台、自動手荷物預け機が24台導入された。
各社共用となった自動チェックイン機や自動手荷物預け機の配置は、従来のアイランド式をリニア式に変更。ジェットスターによると、視認性を向上させると同時に利用者が移動しやすい配置になり、待ち時間を短縮したという。
第3ターミナルにはジェットスター・ジャパンのほか、ジェットスター航空(JST/JQ)、スプリング・ジャパン(旧春秋航空日本、SJO/IJ)、チェジュ航空(JJA/7C)の4社が乗り入れており、拡張部にスプリング・ジャパン以外の3社が移転。このうちジェットスター・ジャパン以外の2社は国際線が運休中のため、再開後に拡張部の使用を始める。
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