ユナイテッド航空(UAL)は8月19日、2014年3月31日に始まる夏ダイヤから、成田へ乗り入れる3路線の機材を現在のボーイング777-200型機から747-400へ大型化する。
対象となるのは、シカゴ線とホノルル線、サンフランシスコ線の3路線。現行の777-200はファースト8席、ビジネス40席、エコノミー221席の計269席仕様。747-400はファースト12席、ビジネス52席、プレミアムエコノミー70席、エコノミー240席の計374席で、777-200と比べて座席数が約1.4倍に増える。
747-400のファーストとビジネスクラスには、フルフラットシートを導入済み。また、機内無線LAN環境の整備も今年1月から進められている。
UALでは、成田3路線の需要が旺盛なことから、機材の大型化を決定した。
米国の航空会社では、一度に380人近く運べることから、747を重用する傾向にある。デルタ航空(DAL)は、747-400を787やエアバスA350 XWBといった次世代機の信頼性が向上するまで、使い続ける意向を示している。
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