エアライン, 機体 — 2022年4月14日 21:20 JST

JAC、ハート描いたATR42受領へ 鹿児島県木カイコウズの葉でエコ示す

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 日本航空(JAL/JL、9201)グループの日本エアコミューター(JAC/JC)は4月14日、月内に受領予定の仏ATR製ATR42-600型機の9号機(登録記号JA11JC)に特別塗装を施すと発表した。機体前方にエコを象徴する鹿児島県の県木「カイコウズ」の葉でハートをかたどったイラストと、CO2(二酸化炭素)排出量が少ないターボプロップ機であることを示す「ecoPROP(エコプロップ)」のロゴを入れ、自然を大切にするメッセージを込めた。

カイコウズの葉でハートを描いたJACのATR42-600 9号機のイメージ(同社提供)

カイコウズの葉でハートを描いたJACのATR42-600 9号機のイメージ(同社提供)

 9号機は4月下旬に引き渡される予定で、就航は6月となる見込み。鹿児島空港を拠点とするJACは、世界自然遺産登録されている屋久島や奄美大島、徳之島、沖縄など、自然が豊かな地域に就航していることから、環境にやさしい機体を導入していることをハートにかたどったカイコウズの葉で表現する。

 JACが4月に開設したInstagram(インスタグラム)には、9号機のハートつながりで奄美大島のパワースポット「ハートロック」の動画が投稿されている。

 JACは2015年6月にATR42-600を確定発注8機、オプション1機、購入権14機で契約。初号機(JA01JC)は2017年4月26日に就航した。今回受領する9号機はJACのATR機としては11機目で、確定発注分がすべてそろう。内訳は座席数が1クラス48席のATR42-600が9機、1クラス70席のATR72-600が2機で、2018年12月1日に就航したATR72は日本初導入となった。

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日本エアコミューター
Avions De Transport Regional (ATR)

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