ルフトハンザ・グループのオーストリア航空(AUA/OS)は、ウィーン-成田線を5月に再開する見通しだ。現在ルフトハンザ ドイツ航空(DLH/LH)が運航中のフランクフルト-羽田線、スイス インターナショナルエアラインズ(SWR/LX)のチューリッヒ-成田線と合わせ、グループの日本路線は3路線になる見込み。
ウィーン-成田線の再開初便は、成田行きOS51便が現地時間5月4日発で翌5日着、ウィーン行きOS52便は成田6日発で同日着となる見通し。当初はウィーン発が水曜、成田発が金曜の週1往復で、7月2日のウィーン発から週3往復となり火曜、木曜、土曜、成田発は水曜、金曜、日曜になる。
運航スケジュールは成田行きOS51便がウィーンを午後1時30分に出発し、翌日午前7時30分着。ウィーン行きOS52便は午前9時15分に成田を出発し、午後2時に到着する。機材はボーイング777-200ER型機を使用する。
一方、ルフトハンザはミュンヘン発着の日本路線の運休を4月以降も継続。ミュンヘン-羽田線と関西線、フランクフルト-中部線の3路線で、ロシアによるウクライナ侵略前は、羽田線を3月、関西線と中部線を6月に再開する予定だった。
運航を続けているフランクフルト-羽田線は週3往復で、運航日はフランクフルト発が5月5日まで火曜、木曜、土曜で、8日から31日までは火曜、木曜、日曜。羽田発は5月6日まで水曜、金曜、日曜で、9日から6月1日までは月曜、水曜、金曜となる。運航スケジュールは羽田行きLH716便がフランクフルトを午後0時40分に出発し、翌日午前9時15分に着く。フランクフルト行きLH717便は午前10時50分に羽田を出発して、午後7時25分に到着する。機材はエアバスA340-300型機を使用している。
スイスが運航中のチューリッヒ-成田線は、週により運航日が異なる。チューリッヒ4月7日発から成田5月4日発までの運航スケジュールは、成田行きLX160便がチューリッヒを午後1時10分に出発し、翌日午前9時20分に着く。チューリッヒ行きLX161便は午前11時10分に成田を出発して、午後7時30分に到着する。機材はボーイング777-300ER型機を投入している。
関連リンク
オーストリア航空
ルフトハンザ ドイツ航空
スイス インターナショナル エアラインズ
オーストリア航空
・オーストリア航空、767初号機退役 30年で13万時間超飛行、米国で余生(21年3月3日)
・オーストリア航空、成田へ国旗掲げ再就航 1年8カ月ぶり(18年5月16日)
・オーストリア航空、日本撤退 成田から最終便、27年の歴史に幕(16年9月4日)
ルフトハンザ
・ルフトハンザ、関空と中部6月再開へ(22年1月6日)
・777X、フランクフルトに到着 ルフトハンザが紹介(21年11月18日)
・ルフトハンザ、新客室仕様のA321neo就航 「エアスペース」で手荷物収納棚大型化(21年9月8日)
・ルフトハンザ、羽田-フランクフルト線にA340-300 747-8から小型化(21年8月12日)
スイス
・スイス国際航空、関空再開 貨物便、3月から旅客便(20年12月23日)
・スイス国際航空、6月から成田-チューリッヒ週2往復 777で(20年5月20日)