エアライン, ボーイング, 機体, 空港 — 2022年4月1日 16:06 JST

スプリング・ジャパン、成田－仙台臨時便就航

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　スプリング・ジャパン（旧春秋航空日本、SJO/IJ）は4月1日、定期便を運航していない成田－仙台間の臨時便の運航を開始した。10日まで1日1往復運航する。福島県沖を震源とする地震の影響で、東北新幹線の一部運休が続いているため。仙台便を同社が運航するのは初めて。

仙台空港に着陸する成田発IJ9001便＝22年4月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　運航スケジュールは、仙台行きIJ9001便が成田を午後0時20分に出発し、午後1時35分着。成田行きIJ9002便は午後2時35分に仙台を出発し、午後3時40分に到着する。機材はボーイング737-800型機（1クラス189席）を使用する。

　初日の1日は、仙台行きIJ9001便（737-800、登録記号JA03GR）が乗客15人（幼児なし）を乗せて午後0時35分に出発し、午後1時32分に着いた。成田行きIJ9002便は乗客17人（幼児なし）を乗せ、午後2時28分に仙台を出発して午後3時27分に到着した。

　仙台空港を運営する仙台国際空港会社によると、チェックインカウンターは国内線の共用カウンターを使い、出発2時間前の午後0時35分にオープンしたという。仙台に就航している航空会社のうち、国内線を運航する社ではスカイマーク（SKY/BC）とフジドリームエアラインズ（FDA/JH）が共用カウンターを使用しており、今回はFDAが普段使用している区画を使った。

　JR東日本（9020）によると、東北新幹線の現在の運転区間は東京－郡山間と一ノ関－新函館北斗間で、運転見合わせは郡山－一ノ関間。不通区間のうち、郡山－福島間を4月2日、仙台－一ノ関間は4日に再開予定で、全線再開はゴールデンウイーク前の20日前後を目指す。スプリング・ジャパンでは、11日以降の臨時便は東北新幹線の復旧状況により判断する。

＊写真は9枚（運航スケジュールは写真下に掲載）。