エアライン, 官公庁 — 2022年3月28日 22:03 JST

JAL、急な揺れでCA骨折 名古屋上空、羽田発大分行きJL669便

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 3月26日午後5時40分ごろ、日本航空(JAL/JL、9201)の羽田発大分行きJL669便(ボーイング767-300ER型機、登録記号JA603J)が名古屋市の東約90キロ地点の高度2万8000フィート(約8530メートル)を飛行中、急な揺れで客室乗務員1人が腰の中央にある仙骨を骨折した。国土交通省航空局(JCAB)は28日、けが人が出たことから「航空事故」に認定した。

名古屋上空で客室乗務員1人がけがをしたJAL(資料写真)=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 JALによると、JL669便は乗客62人(幼児1人含む)と乗員8人(パイロット2人、客室乗務員6人)の計70人を乗せ、羽田を定刻より7分遅れの午後5時2分に出発。大分には11分遅れの午後6時46分に到着した。機体が急に揺れたのは離陸から約25分後の午後5時40分ごろで、機体後方のギャレー(厨房設備)にいた客室乗務員1人の体が宙に浮き、床に着地した際に腰などを強打し、仙骨を骨折するけがをした。シートベルト着用サインは消えていたという。

 けがをした客室乗務員は当初体調に問題がなかったため、折り返しの大分発羽田行きJL674便に引き続き乗務したが、帰宅時に痛みを感じたため医師の診察を受けたところ、仙骨骨折で1カ月の休業が必要と診察を受けた。

 原因は調査中で、国の運輸安全委員会(JTSB)が調べる。

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