ユーグレナ(2931)が製造する自社製代替燃料「SAF(Sustainable Aviation Fuel:持続可能な航空燃料)」を使った遊覧飛行などが3月に入り行われた。原料に使用済み食用油とミドリムシ(微細藻類ユーグレナ)由来の油脂を使ったバイオ燃料「サステオ」をSAFとして使用した。
鈴与グループのフジドリームエアラインズ(FDA/JH)は、定期便を運航する航空会社では初めてサステオを使ったチャーターフライトのJH8100便(エンブラエル175型機、登録記号JA08FJ)を3月16日に運航。静岡空港から県営名古屋空港まで77人の乗客を乗せて約1時間飛行した。
バイオ燃料のサステオは、SAFや次世代バイオディーゼル燃料として利用できる。鈴与グループでは、2021年7月に鈴与商事が自社の宅配水配送車両、9月に鈴与カーゴネットが軽油代替のバイオディーゼル燃料としてサステオによる試験運用を実施。JH8100便のSAF給油に使用した車両もサステオを使用しており、鈴与グループはSAFとバイオディーゼル燃料の2つの用途でサステオを使用する初の事例となった。
翌17日には、航空測量を手掛けるアジア航測(新宿区)が
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