エアライン, 企業 — 2022年3月23日 12:03 JST

ユーグレナ、代替燃料SAF「サステオ」遊覧飛行や航空測量で使用

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 ユーグレナ(2931)が製造する自社製代替燃料「SAF(Sustainable Aviation Fuel:持続可能な航空燃料)」を使った遊覧飛行などが3月に入り行われた。原料に使用済み食用油とミドリムシ(微細藻類ユーグレナ)由来の油脂を使ったバイオ燃料「サステオ」をSAFとして使用した。

SAFとしてユーグレナのバイオ燃料「サステオ」を使ったFDAのチャーターフライト(FDA提供)

ユーグレナのバイオ燃料実証プラント=18年11月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 鈴与グループのフジドリームエアラインズ(FDA/JH)は、定期便を運航する航空会社では初めてサステオを使ったチャーターフライトのJH8100便(エンブラエル175型機、登録記号JA08FJ)を3月16日に運航。静岡空港から県営名古屋空港まで77人の乗客を乗せて約1時間飛行した。

 バイオ燃料のサステオは、SAFや次世代バイオディーゼル燃料として利用できる。鈴与グループでは、2021年7月に鈴与商事が自社の宅配水配送車両、9月に鈴与カーゴネットが軽油代替のバイオディーゼル燃料としてサステオによる試験運用を実施。JH8100便のSAF給油に使用した車両もサステオを使用しており、鈴与グループはSAFとバイオディーゼル燃料の2つの用途でサステオを使用する初の事例となった。

 翌17日には、航空測量を手掛けるアジア航測(新宿区)が


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